日本最後の秘境 雲ノ平山行(第3話)
夏山本番ということで、テント泊で雲ノ平まで縦走してきました。
平成27年8月5日(水)
新穂高温泉~わさび平小屋~鏡平山荘~弓折乗越~双六小屋(泊):標準タイム7時間40分
平成27年8月6日(木)
双六小屋~巻道~三俣山荘~鷲羽岳~岩苔乗越~祖父岳~雲ノ平キャンプ場(泊):約6時間
平成27年8月7日(金)
雲ノ平キャンプ場~日本庭園~黒部源流~三俣山荘~巻道~双六小屋~新穂高:約11時間
→平湯キャンプ場(泊)
二日目の後半です。
三俣山荘から鷲羽岳を目指します。
見上げると上の方がかなりきつそうです。
随分登ってきました。三俣山荘が小さく見えます。
見上げれば岩だらけ。もう一息です。やはりテント装備を担いで登るのはきついです。
登り始めて1時間ほどで鷲羽池が見える絶景ポイントまで来ました。
やっと登頂です。だれもいない山頂。360度の大パノラマに心を打たれます。
2,924メートルです。
鷲羽岳から雲ノ平まで下りかと思いきや、岩苔乗越から祖父岳の登りは侮れません。
水晶岳方面がよく見えます。
タカネツメクサ
チシマギキョウ
10時半、祖父岳のケルン群までたどり着きました。
やっと雲ノ平が見えてきました。テント場まで近そうですが、今は迂回路を行かねばならず、それが異様に長く感じられました。
テン場には11時ころ到着です。まだ数張りしかなく、黒部五郎岳が見える一等地に張ることができました。
テン場ですが、岩ゴロゴロで張れる場所は限られています。早く着いていい場所をゲットしたいものです。
水場までは3分ほでです。冷たくてうまいです。
トイレはあまり綺麗とはいえません。バイオトイレの調子が良くないようです。
受付ですが、テン場から30分の山荘まで行く必要があります。寝静まってから山荘の人がチェックにやってくるので必ず受付しに行きましょう。
日が落ちてくると蚊が襲撃に一斉にやって来ます。蚊取り線香がいるかも・・・・。
テン場でまったりします。こういうお茶のひとときがいいですね。
テン場に夜の帳が落ちてきます。夕焼けが美しいです。
おやすみです。
夜中冷えるかと思いきや、一晩中かなり暖かかったです。いつもつま先が冷えるのですが、今回はダウンのテントシューズは不要でした。
三日目の第4話は激走下り編です。
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