白馬三山縦走(その1)
北アルプス
「白馬三山縦走」の旅。
最後には
天空の温泉が待っている最高の山旅です。
昨年7月下旬出発の予定がなかなか天候が安定せず、やっと出発できたのは8月1日。
今回は8月2日~4日までの2泊3日の山行です。
コースは
猿倉~白馬尻小屋~岩室跡~白馬岳頂上宿舎(1泊目)~白馬岳(2932m)~丸山~杓子岳~鑓ヶ岳~白馬鑓温泉小屋(2泊目)~猿倉。
平成25年8月1日(木)に出発し、まずは白馬近くの
「青木湖大向キャンプ場」を目指します。
青木湖湖畔のこじんまりとしたとても気持ちいいキャンプ場です。
対岸には大糸線が走っていて、時折「ガタンガタン・・・・」と電車が通る音がします。
8月2日(金)は早朝4時に撤収し猿倉の駐車場に移動します。
金曜日ですが8割方埋まっていました。
天気はイマイチですが、回復することを期待して5時にスタートします。
白馬尻小屋までは、散歩程度の山登りで1時間もかからずに着きます。
ここから先がいよいよ大雪渓を登ることになります。
軽アイゼンとストックは必須です。
いやー、ここからが
きつかった。
標高1,500m程から千メートルほど登るわけですが、大雪渓を登り始めて1時間ほどで天候がくずれ
土砂降り状態に・・・。
杓子岳の方から落ちてきたと思われる
落石が多数。
過去落石で命を落としたハイカーもいるらしい・・・
しかも、この時期すでに
クレバスが多数できていて、
迂回路がいくつもあるためアイゼンを付けたり外したりと超めんどいです。
途中、前を登っていたおじさんハイカーが
プチ滑落してきて衝突。
危うく二人とも本当に滑落しかけました(実際、頂上宿舎で頭に包帯をぐるぐる巻いた方がいました・・・)
悪天候下での大雪渓を登るのは避けた方が賢明です。
そんなんでほとんど記録写真はありません。雪渓・・・けっこう汚いです。
葱平の避難小屋までやっとたどり着き、先のおじさんハイカーは下山され、私はもちろん上を目指します。
結局ほとんど休憩することなく、白馬岳頂上宿舎に11時ころ到着。
ほんとはテン泊だったのですが、あまりにもグロッキーだったので山小屋泊に切り替えました。
ずぶ濡れのウェアや登山靴を乾燥室で乾かし、ベッドで1~2時間爆睡しました
午後、外に出てみると風はけっこうありましたが、雨は止んでいて、続々とハイカーが登ってきました。
少し時間をずらしていたら・・・。基本、「ハレ男」なんですけどね・・・。
どうせ小屋泊するなら白馬山荘がよかったなぁ
この時青空が見えましたが、朝までもの凄い強風が吹いていました。テン泊にしなくてよかった・・・。
その2へ続きます。
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